※ バイクのシフトチェンジやブレーキの操作性
通気性があるので足の快適性は高い、また、トゥ部分の形状からシフトチェンジも問題はない。
※ バイクから降りて散策する性能
軽量でありあらゆる路面でグリップのあるソールで、とても歩きやすい。
※ 雨や道路から跳ね上げた水を防ぐ性能
ゴアテックスの防水透湿性能で防水性能は高い。
※ 足を保護する性能
トウとヒール部分はプロテクターがある。くるぶしを保護されていないのでオフロードは無理か。
ガエルネ Gゼノン ゴアテックスについて
※ ゴアテックス (GORE-TEX) は、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名。
その特徴は、水蒸気は通過できるが、水は通さない微細な穴のサイズのフィルムです。
ガエルネ Gaerne について
GAERNEの日本公式サイトは JAPEX になるようです。
ガエルネは、イタリアヴェネト州トレヴィーゾ県マーゼルにあるイタリアの三大ライディングブーツメーカーの一つ。
元々は競技用オフロードブーツから始まったメーカーだった。
ガエルネ Gゼノン のコンセプト
カジュアルライダーのために設計された超軽量バイクシューズ。
普段の街歩きシューズとして使えるなど汎用性が高く、バイクシューズとしての安全しも備えています。
※ どちらかというと、オンロードモデルなので、林道等を走行するのはNGです。
特徴
軽量
TPU補強により軽いのに高い耐久性があります。
サイズ26cm 一足あたりの重さは 442g(実測)
※ TPU とは、熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic Polyurethane)で、ゴムのような弾力性と硬質プラスチックのような強さを兼ね備えた素材
※ 参考に革製のGAERNE FUGA の重さは 一足 850g
防水性と透湿性
防水・透湿性に優れたGORE-TEX(ゴアテックス)を採用し、雨天時や過酷な環境でも足をドライに保ちます。長時間の使用でもムレにくく、快適さを維持します。


脱着性
クイックレースシステムは。靴ひもを結ぶ手間がなく、スムーズに着脱が可能です。素早くフィット感の微調整も簡単に行えます。
歩行性(歩きやすさ)
Vibramソール(ビブラムソール)は、高いグリップ力と耐久性を誇る。
ライディング時の安定感を確保しつつ、歩行時にも優れたトラクションを発揮し、舗装路からオフロードまで幅広い環境に対応します。
※ このモデルは、ソールの交換には対応していないので注意

欠点として
長期使用できない
ガエルネの皮革製品では、ソールの張り替え等が可能だが、この製品は修理ができないので、壊れたら買い替えになります。
人によっては、革製品のようなダメージを楽しむようなことはできない。
素材のTPUの耐用年数は、革製品に比べて短い。
熱に弱い
ツーリングに使うのであれば、問題ないが、
バイクキャンプで焚き火をする場合は、皮革製とは異なり、TPUの耐熱性が低く簡単に溶けるので要注意です。
※熱可塑性ポリウレタン(TPU)の耐熱温度は製品の種類によって異なるが、一般的に70℃から120℃程度

Gゼノン の使用経験
サイズ感
購入する時にサイズは、普段購入するサイズの1サイズ大きめを購入した。
普段は25.5cmあたりを購入するが、今回は26cmにした。
ぴったりサイズだったが、厚手の靴下を履くと少し窮屈かもしれない。特に小指あたりがキツめ。
紐を絞めると、足にぴったりとフィットするので、あと0.5cm大きくても問題は少ないかな。
踵の高さは、35mmでつま先に行くほどソールの厚みが減る。
シフトチェンジを考えると、とても好ましい形状である。


ファーストインプレッション
持った感じはバイクシューズと考えると軽く感じます。
シューズの上面は、普通のスポーツシューズのように柔らかく、足首の動きを妨げず、そして履き心地は良い。
プロテクト性能として、ソール、つま先や踵部分は硬くつくられており、バイクシューズとしての安全性の確保はできているようです。
反面、ソールの硬さがあるので、スポーツなどで使うのは無理そうですが、普段使いやトレッキングならば、十分な性能だと思います。
シューズ内部の形状において、日本人に多いベタ足形状の方は、足の小指あたりが窮屈に感じるかもしないので、不安な方は、実際に履いてみた方が良いでしょう。
旅に使う
旅のバイクブーツで安全性や防水性は基本的な性能として、プラスアルファをこのブーツに求めました。
一つは、軽量で歩きやすいので、バイク旅だけど、よく歩いて観光する人にはとてもおすすめです。
また、ちょっとしたトレッキングでも行けそうです。
反面、焚き火で火の粉が飛んで靴に穴が開く可能性があるので、注意が必要です。(テント泊の時は、靴を履き替えれば問題ないですが)
気になった人は
「Gゼノン」は、カジュアルなバイクシューズという位置付けなので、オフロードも積極的に走行したい方は、クルブシまで保護される「パンテーラ ゴアテックス」を選択しよう。
ただ、トレッキングや街中を歩くという用途ならば、「Gゼノン」は、バイクシューズとして買っても後悔は少ないと思います。
防水透湿なので、足は蒸れないし、匂いの発生も少ないので、毎日履いても苦痛は少ない。
雨の中のライディングでも、水の侵入は少ない。
軽量なので、歩くのも良い。
滑りやすいところでも、グリップする。
本当に、オススメと考えます。
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1件のフィードバック
ライディングブーツにしては、とても軽くて履き心地は良好です。一般道なら安全性も高いと思います。
雨天でも足が濡れないのは良いですね。