七ツ釜 東松浦半島 佐賀県

七ツ釜をつくる柱状節理は、約300万年前に噴出した武岩質溶岩流の節理と波蝕による海食洞で作られたとされている。

玄海国定公園 七ツ釜(ななつがま)

玄海国定公園 七ツ釜
玄海国定公園 七ツ釜の案内看板

整備されている公園ですが、七ツ釜は、駐車場から徒歩で結構な距離があるので、ちょっとした散歩をするつもりで挑もう。
元気があればメガネ岩まで歩いてみよう。(自分は歩いて暑かったので断念したが)

位置

〒847-0135 佐賀県唐津市屋形石

七ツ釜は、東松浦半島の北、玄界灘に面する。

東松浦半島地図

七ツ釜の屋形石

乙姫大明神(おとひめだいみょうじん)

乙姫大明神 七ツ釜
柱状節理の上に建てられた「乙姫大明神」海に向かっているので、海の安全を見守っているのかな。

柱状節理の上に海に向かって立つ乙姫の像

詳しいことはわかりませんでしたが、海の安全を祈っているのだろうか?

東松浦半島の情報

観光

湊の立神岩

入江で遠浅なのだろう、サーファーを楽しんでいる若者がいた。
立ち入り禁止で近くまで行くことはできなかったが、奇岩というだけで迫力はないが、絵面としては面白い。

波戸岬`日本本土最北西端の碑

波戸岬(はどみさき)は、佐賀県唐津市鎮西町の東松浦半島最北端にある岬で、玄界灘(壱岐水道)に面する。玄海国定公園の一部。
玄武岩類の丘陵性溶岩台地である。

東松浦半島の地質

東松浦半島の地質
矢印は七ツ釜 東松浦半島の地質

土器岬のある七ツ釜は、柱状節理なので溶岩や火砕岩である。
地質図をみると、新生代 新第三紀 中新世 メッシニアン期〜鮮新世 の アルカリ玄武岩・粗面玄武岩 溶岩・火砕岩 ということになる。

他の加部島や波戸岬なども同様の地質である。

東松浦半島は、東部は中生代の花崗岩地帯、西部は約300万年前から250万年前の玄武岩地帯になっている。
半島の大部分が標高100m程度で、玄武岩の溶岩台地が広がっています。 

佐賀県の記事

波戸岬

波戸岬 佐賀県 東松浦半島

日本本土最北西端にある波戸岬(はどみさき)には、玄海海中展望塔、波戸岬灯台、波戸岬神社など沢山の見所がある散策コースです。