カトリック福見教会について
現在のレンガ造りの教会堂は、1912年(明治45年/大正元年)にフランス人宣教師マルク・マリー・ド・ロ神父の指導のもと、信者たちの手によって建てられました。
住民のほぼ全員がカトリック信者という福見地区にある教会。 教会の保護者は「聖フランシスコ・ザビエル」。 福見にキリスト教が伝来したのは、寛政11年(1799年)、外海から信者が移住したのが始まりと言われる。 しかし厳しい弾圧を逃れるために、信仰を伏せ潜伏キリシタンとして信仰を続けていた。 明治時代になり弾圧や迫害から解放されると、各地で教会建設が進められ、福見に最初の教会が建てられたのは明治15年(1882年)であるが、2年後に台風で崩壊している。その後、信徒達の献身的な労働力や援助により、大正2年(1913年)現在の教会が完成。
新上五島観光物産協会
位置
〒853-3102 長崎県南松浦郡新上五島町岩瀬浦郷

カトリック福見教会
カトリック福見教会の外観
美しい赤レンガ造りのゴシック様式の教会堂で、内部はリブ・ヴォールト天井が特徴的です。ド・ロ神父が設計・指導し、信者たちが自らレンガを焼き、建設に携わったと伝えられています。
上五島地区では三つある赤レンガ造りの教会の一つである。
海岸の石を積み上げた高さ4メートル、長さ32メートルの石垣の上に建てられています。
古い煉瓦造り
内部は三廊式で、主廊部・側廊部ともに日本的な**格組折上天井(ごうぐみおりあげてんじょう)**が特徴です。これはレンガ造りの教会堂としては珍しい様式です。
左右の壁にはめ込まれたステンドグラスが美しい光を堂内に採り込み、高い梁張りの天井と共に神秘的な空間を演出しています。
周辺情報
近くの観光
カトリック桐教会
真っ白な外壁と赤い屋根が印象的で、青い空と海とのコントラストが美しい教会です。高台に位置するため、全体を写真に収めるのが難しいほどの高さがあります。尖塔の上には3つの十字架(中央に1つ、左右に小さいものが1つずつ)が掲げられています。
桐漁港を見下ろす高台に建っており、教会からはエメラルドグリーンに輝く美しい海を望むことができます。
カトリック浜串教会
浜串集落にある、比較的大きな教会です。
上五島29教会の中では、比較的市街地にある。
白を基調とした清楚な佇まいの鉄筋コンクリート造の教会です。正面には十字架を掲げた鐘楼があり、地域に時を告げています。
カトリック船隠教会
カトリック船隠教会(ふなかくしきょうかい)は、長崎県長崎市にあるカトリック教会で、正式名称は「カトリック船隠(ふなかくし)教会」です。日本のキリシタン(隠れキリシタン)信仰の歴史と深く関係があります。
