カトリック丸尾教会 長崎県上五島 中通島

カトリック丸尾(まるお)教会は、1972年に里脇大司教によって祝別され、1975年青砂ヶ浦小教区から丸尾小教区として独立した。

カトリック丸尾教会について

創建 1928年
改修 1972年

1899年頃まで『家御堂』と呼ばれる信徒集会所があり、礼拝堂を兼ねていた。 約20戸の信徒の司牧にあたっていたが、青砂ヶ浦教会主任大崎八重神父の時、丸尾の丘の上に白亜の教会が建立され、正式な巡回教会として歩み始めた。1972年改築、1975年に青砂ヶ浦小教区から丸尾小教区へ独立した。

位置

〒857-4513 長崎県南松浦郡新上五島町丸尾郷940

中通島地図

カトリック丸尾教会

カトリック丸尾教会の外観

丸尾教会は白い聖堂です。
白い外壁やステンドグラスなどを特徴である。

八角形ドーム型の鐘楼も特徴的

カトリック丸尾教会らの風景

港方面に視界が開けています。
丸尾地区は、鉄川与助の出身地でもある。

※ 鉄川与助は、明治後期から昭和期にかけて、長崎県を中心に50を超えるカトリック教会堂の建築を手がけ、「日本の教会建築の父」とも呼ばれています。彼の建築は、木造、煉瓦造、石造、鉄筋コンクリート造と多様で、その建築技術の変遷を上五島の教会堂から知ることができます。

周辺情報

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有名な教会建築家 鉄川奥助の設計だそうだ。

※ 当山第十一世住職若水上人が、荒廃した山門を修復するため、当山門信徒の鉄川奥助さんに依頼し、與助さんの設計施工により、大正十三年(1924年)に完成した、全国でも珍しく貴重な煉瓦造りの山門です。なお、「教会建築の父」といわれ、今も五島列島をはじめ、各地に残される教会を建てられた與助さんの生涯は、教会信徒から再三キリスト教への転宗を勧められましたが、それを断り元海寺の門徒として、お念仏の日々を送り、浄土真宗の道を貫かれました。

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