旧鯛ノ浦教会 長崎県上五島 中通島

旧鯛ノ浦教会は、原爆で崩壊した旧浦上天主堂の煉瓦で作られた鐘塔がある。現在は、資料室及び教会学校の教室として使用されている。

旧鯛ノ浦教会について

建物 木造平屋200㎡
竣工 1903年

外海の出津から移住して来たキリシタンの子孫にはじまる集落で、五島崩れで迫害を受けた。1880(年ブレル神父が赴任して上五島の司牧の拠点となる。1903年建立の教会の老朽化により、1979年、旧教会の下の幼稚園跡地に新教会が建てられた。旧教会は終戦間近、海軍に接収された。戦後、復員などで手狭になり、1949年に増築した。このとき、レンガ造の塔が正面につけられた。旧浦上天主堂の被爆レンガを一部使用している。 

位置

〒853-3321 長崎県南松浦郡新上五島町鯛ノ浦郷326

中通島地図

旧鯛ノ浦教会

旧鯛ノ浦教会の外観

木造で、他の教会とは変わった配色の教会である。
鐘塔の部分は煉瓦で、長崎の原爆で崩壊した旧浦上天主堂の煉瓦が使われているそうだ。

周辺情報

近くの観光

鉄川與助旧居跡

多くの有名な教会などの建築を手がけた鉄川與助旧居跡です。

政彦神社

創建は承元3年(1209年)。藤原通高公によって、藤原氏の始祖である「天津児屋根命」の神霊を勧請し、政彦宮として奉祀した。

元海寺 山門

元海寺 山門は、レンガを基礎とした珍しい寺の門となる。
有名な教会建築家 鉄川奥助の設計だそうだ。

※ 当山第十一世住職若水上人が、荒廃した山門を修復するため、当山門信徒の鉄川奥助さんに依頼し、與助さんの設計施工により、大正十三年(1924年)に完成した、全国でも珍しく貴重な煉瓦造りの山門です。なお、「教会建築の父」といわれ、今も五島列島をはじめ、各地に残される教会を建てられた與助さんの生涯は、教会信徒から再三キリスト教への転宗を勧められましたが、それを断り元海寺の門徒として、お念仏の日々を送り、浄土真宗の道を貫かれました。

元海寺 山門
元海寺 山門

近くのキャンプ場

はまぐりキャンプ村

長崎県五島はまぐりキャンプ村(有川青少年旅行村)

有川港に近いのと、島の中心付近に位置するので、バイクで島を散策するには好都合かな。

長崎県五島はまぐりキャンプ村(有川青少年旅行村)
長崎県五島はまぐりキャンプ村(有川青少年旅行村)

五島の記事