白い道
北海道最北端の地、宗谷丘陵にある。
〒098-6755 北海道稚内市宗谷村宗谷

宗谷丘陵の白い道
宗谷丘陵について
宗谷岬南部に広がる標高20メートルから400メートルまでのなだらかな丘陵地帯は、2万年前の氷河期に形成されたものと確認されている。北から南に向かい標高が高くなり、緩やかに起伏しているが、深い谷はほとんど存在しない。
wikipedia
白い道 ホワイトシェルロード
宗谷丘陵を分け入った場所にある未舗装の脇道で、稚内の名産品であるホタテの貝殻を砕いたものを3キロメートルにわたって敷きつめている。
このため、路面は真っ白く見え、丘陵の緑の草原と相まって他では見られない風景となっている。
もともとは、フットパスの宗谷丘陵コースの最終の3kmだったようです。
白い道 宗谷丘陵 北海道
ホタテの貝殻を敷き詰めた道は、砂利よりも走りやすい。
白い道 宗谷丘陵 北海道
白い道を利用するときの注意
道路の幅員は、乗用車がちょうど交差できるくらいですが、道路上に駐車するとちょっと迷惑になります。
所々に路肩の駐車スペースを利用して写真を撮りましょう。
白い道ができた理由
このあたりで採れるホタテは稚内ブランドに認定される地元の特産品です。
しかし、その貝殻は使い道がなく、廃棄物として処理されてきましたが、2011年、それを有効活用しようと粉砕して道に撒いたのが、白い道のはじまりでした。
貝殻を撒くことによって散策する人の足への負担が軽減した他、雑草の抑制にも効果があったそうです。
そして白い道は幻想的な光景を醸し出し、今では観光スポットとして人気を博しています。稚内観光協会
そう言えば、過去に北海道に訪れたとき、空き地に大量のホタテの貝殻が積み上げられていた光景を何箇所か見た記憶がありました。
周辺情報
観光スポット
風車の道
宗谷丘陵の地形と緑の大地と青い空と白い風車 コントラスト的にも素敵な風景に出会える。
バイクで走ると爽快感がすごい!
※ 宗谷丘陵に見られるなだらかな斜面は、約1万年前まで続いた氷河期の寒冷な気候のもと、地盤の凍結と融解の繰り返しによって土がゆっくりと動くことでつくられたといわれており、周氷河地形と呼ばれる。

てっぺんドーム
極寒の地で漁業の作業をするためのドーム型の防波堤です。
巨大なコンクリート製のモニュメントのような造形に、何故かワクワクしてしまいます。

宗谷岬
日本最北端の地、
寂しげな海のある風景だが、極限の地の雰囲気のあるところ、高台には宗谷岬公園があり、よく整備されている。

北海道 道北のスポット

稚内森林公園キャンプ場 北海道 道北
稚内森林公園キャンプ場は、無料受付なしゴミ捨てOKの旅人のためのキャンプ場です。高台にあり、鹿が徘徊していました。

ペシ岬展望台 利尻島 北海道
ペシ岬から見る360度の大絶景は、利尻島に行ったならば是非とも登ってほしい展望台になります。鴛泊港の青い海と利尻富士が特に綺麗です。

北見神威岬 北海道
北海道のオホーツク海に面する北見神威岬は、日高山脈をつくった造山運動の北端と言われます。玄武岩 白亜紀付加体の神々しい岩が魅力です。

利尻島の旅 北海道
島名の語源はアイヌ語のリ・シㇼ(高い・島)である。利尻山は利尻富士と言われとてもカッコイイ、すてきな山です。