おにゅう峠 滋賀福井県境

福井県と滋賀県の県境にある”おにゅう峠”は見晴らしの良い景色と雲海が有名な峠です。10ー11月が見頃かな。
おにゅう峠 滋賀福井県境

おにゅう峠の位置

福井県と滋賀県の県境にある”おにゅう峠”は見晴らしの良い景色と雲海が有名な峠です。

〒520-1443 滋賀県高島市朽木小入谷

おにゅう峠地図

おにゅう峠 (標高830m)

おにゅう峠は、滋賀県高島市朽木小入谷に位置し、ルートの北は、福井県小浜市で南は滋賀県高島市で県境にある標高約830メートルの峠です。

※峠の名称「おにゅう」がひらがなの理由は、滋賀県側の小入谷(おにゅうたに)と福井県側の河川名 遠敷川(おにゅうがわ)で読み仮名が同名だったからだろうと思われます。

おにゅう峠道路地図

美しい自然と絶景

  • 紅葉の名所:毎年10月下旬から11月上旬にかけて、峠周辺は紅葉で見頃を迎えます。赤や黄に染まる木々が織りなす美しい風景は、多くの人を魅了しています
  • 雲海:早朝、気象条件が整えば、雲海が見られることもあります。紅葉と雲海のコラボレーションは、まさに絶景です。
  • 天気が良くて見通しが良い時は、日本海や霊峰白山を見ることができます。

アクセスと楽しみ方

  •  車: 峠までは車でのアクセスが可能です。林道小入谷線を走行し、峠頂上まで到達できます。
  • 自転車: 近年では、自転車のヒルクライムスポットとしても人気が高まっています。
  • 徒歩: ハイキングやトレッキングを楽しむこともできます。

その他

  •  林道: 峠へのアクセス道路である林道小入谷線は、未舗装路だった区間が2020年に全面舗装化されました。
  • 歴史: 古くから交通路として利用されてきた歴史があり、周辺には古道なども残されています。

林道上根来線 (福井県側)

福井県側からおにゅう峠に行くには、
林道上根木線は、福井県道35号久坂中ノ畑小浜線を遠敷(おにゅう)川すぐ隣を走る。
上根木の民家を過ぎると急に高度を上げておにゅう峠に到達する。

上根木にある無人の建物はよく手入れされていました。

道路の状態は、落ち葉が多く、狭いが比較的綺麗な舗装道路でした。2024/11

林道 小入谷線 (滋賀県側)

峠から滋賀県側に降りる道路は、急な山の斜面に造られていた。
見通しの良いところがあったので、早朝の雲海の風景もバッチリかもしれません。

鯖街道 針畑越え

鯖街道のうち最も古いといわれるルートです。この峠は、根来坂とも呼ばれ朽木の針畑へ超え、京都の大原経由で洛中へ入りました。遠敷から若狭彦神社、若狭神宮寺、鵜の瀬を経て、上根来集落から針畑峠に向かう古道が続きます。戦国時代、越前朝倉攻略の際、徳川家康はこの峠道を越えて京に戻ったと伝わります。ブナ、トチノキなど夏緑広葉樹林が広がる山中には、都からやってきた神々の伝説が残るゴザ岩や、石積みの井戸や苔むした地蔵など、かつて峠を行きかった人々の気配が感じられる古道景観が残っています。標高は高いですが、都直結の最短ルートとして盛んに利用された鯖街道です。

おにゅう峠は、鯖街道とは関係ありませんが、最短ルートの根木坂峠(針畑峠)を通って京都まで運んだようです。
すぐ近くの峠なので、戦国時代、越前朝倉攻略の際、徳川家康はこの峠道を越えて京に戻ったと伝わっているので、徳川家康もこの絶景を見たのかもしれません。

最大の物流量を誇った若狭街道に対し、古代、若狭国府が置かれた遠敷の里から、針畑峠を越えて朽木を経由し、京都鞍馬に向かう針畑越えの道は、険しい道のりではあるが若狭と京都を結ぶ最短ルートとして盛んに利用された。
若狭人たちは、一塩した鯖を背負い、「京は遠ても十八里」、京都まで遠いとはいってもせいぜい十八里(72キロ)と言いながら、急峻な峠をせっせと越えていったという。ブナ林が広がる近江との国境・上根来の山中には、かつて峠を行きかった人々の足跡によって深くえぐられた山道が続き、山道に残された石積みの井戸や地蔵などが、旧街道の風情を色濃く示している。
また、この道には、峠を越えて若狭にやってきた兄弟神、海彦・山彦の伝説が語り継がれおり「一番古い鯖街道」とも言われている。峠を越えて先に若狭に鎮座した弟神は、街道沿いの若狭彦神社に奉られ、遠敷の神様が東大寺二月堂の創建に際して若狭の水を送ったという伝説にちなんだ神事、お水送りも現在に伝わっている。街道沿いにはお水送りを行う若狭神宮寺のほか、若狭国分寺や多田寺、明通寺など、天皇や貴族に庇護された、創建を古代に遡る古刹・仏像が集積しており、奈良・京都とのつながりを色濃く示す歴史的景観を形成している。

おにゅう峠付近の地質

林道上根木線の地質
林道上根木線の地質は、海で堆積した泥岩が層になって地殻変動によって曲げられた様子

林道の横の路頭をみると、泥岩と砂岩が交互にあって、複雑に捻じ曲がって変性岩のようになっていた。
このような層は、四国の佐田岬半島で見られた海中で砂岩と泥岩が交互に堆積した地層と酷似しておりました。

この辺りは、海溝によって海洋プレートに乗った堆積岩が削り取られて大陸プレートに積もった付加体という岩石になります。

おにゅう峠の地質は付加体
付加体 形成時代: 中生代 中期ジュラ紀〜後期ジュラ紀 オックスフォーディアン期 岩石: 混在岩 中期-後期ジュラ紀付加体

ネットで調べてみると、やはり、四国に多く見られる付加体で間違いありませんでした。
ジュラ紀の地層には、多くの場合、海生生物の化石が含まれているので、何か見つかるかもしれませんね。

1億5千万年くらい前に作られた地層らしい。凄いですね。

※ オックスフォーディアン期は、中生代ジュラ紀の後期にあたり、約1億6350万年前から1億5730万年前にかけて続いた地質時代です。

※ 混在岩は、通常、非常に強い圧力や温度の下で形成されます。例えば、大陸プレートと海洋プレートが衝突するような激しい地質活動によって、様々な種類の岩石がごちゃ混ぜになり、混在岩が形成されることがあります。
※ 付加体とは、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む際に、海洋プレート上に積もった堆積物などが大陸側に押し付けられてできた地質体のことです。

周辺情報

キャンプ場

野坂いこいの森

キャンプは無料、サイト小さめ、駐車場から20メートルくらい離れている。

八ヶ峰家族旅行村

2400円

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